約2年ほど前の1月の始め頃、だいたい夜10時位に国道で信号待ちで停車しているところへ、後方か来たタクシーに追突されました。ノーブレーキで突っ込まれたので、双方の車両は大破しました。当然、不意を突かれた状態なので、怪我を負い救急搬送され人身事故扱いとなりました。暫くして、追突してきたタクシー会社の担当者と名乗る人がら謝罪の電話があり、車両損害と私の人身事故の賠償は誠意をもって対応するとの事でした。その後、最初に物損の賠償の話になりましたが、私の車は年式は古く、走行キロも結構走っていたので全損扱いとなりました。全損は新車価格の一割だとの提示がタクシー会社からありましたが、私はこの車が非常に気に入って乗っていたので納得いかなかったのですが、修理工場の社長曰く、よくはる話で間違ってはないと言われました。しかし納得が行かない私は、以前別件でお願いした弁護士に相談しまたが、車両に関しては、修理費と時価額か残存価格の比較で判断するので、修理費がこれらをはるかに超えた場合は、新車価格の一割若しくは市場価格で見るのが妥当と言われました。市場価格を調べたら新車一割と殆ど変化がなかったのですが、しかし、タクシーが追突してなければまだ、この車は使えたのだから、割増で支払うべきとタクシー会社担当者に伝えたが、これ以上は支払えないの一点張りで埒が明かず、また、代車料は1週間が限度と言い出して、既に代車を10日借りているのに、じゃあ、それから先は自腹?と聞くとその通りとの返答。それなら早く言え!と激高すると、怒鳴る方とは話はできないと一方的に電話を切られました。再度弁護士に相談すると、それは誠意がないねという事になり、今後人身に関しても不誠実な対応をしてくるかもしれないので、代理人をお願いしました。まずは、タクシー会社へ受任通知を送り電話を入れ、新車価格の一割+今日までの代車料で示談が成立しました。人身は病院代等を支払っていもらっていましたが、職場の近くの病院に転院しようとしたら、病院の事務から「あのタクシー会社は扱えない。評判がかなり悪い会社なので気を付けた方がいい」と言われ、タクシー会社の直接払いは断られました。改めて弁護士を依頼した事が正解と痛感しましたね。タクシー会社の直接払いが使えないので、私は仕方がなく治療費を立て替えておりました。弁護士経由で立替金をタクシー会社に請求をしていましたが、一切支払われる事がなく、10か月ほど経過したある日、もう治療はやめてくれと通告してきました。しかも、弁護士ではなく直接私に通告してきたのです。弁護士を入れているので弁護士に話をしてほしいと言っても聞かず、一方的に治療の打つ切を宣告してきました。しかも、7月まで遡っての打ち切りです。示談金もそれに合わせて計算するとの事でした。しかも、弁護士案件とそれ以外の案件では金額が違うのだそうですが、「自賠責基準で計算する」と言ってきたのです。慌てて弁護士に連絡し事の経緯を説明すると、弁護士は「もともと評判が悪い会社ではあったが、此処までひどいとはね・・・・・」とあきれ顔で、「立替金も支払われず、後出しジャンケンばかりしてくるし、黙っていたら踏み倒されるかもしれないな、訴訟を提起しましょう」という事になり、慰謝料、休業損害、他弁護士費用、訴訟費用も含めて裁判を起こしました。訴状が届いてからか、一度会って話がしたいと言い出してきました。タクシー会社は任意保険の担当者を連れていくと言っており、任意保険があるなら何故、最初から任意保険を使わないと聞くと、交通共済で任意保険と言っても、タクシー会社がやならんければ云々と言っていおり、話しても無駄だと判断し、裁判で決着する事にしました。裁判は金額の多さから地裁になり、私は出廷する必要もなく弁護士に任せいて終わりました。弁護士からは、裁判所から和解案が提示されたが、こちらの請求が100%認められたんので、必要経費を差し引いて私の口座に振り込むとの連絡がありました。裁判で和解が成立してからは、すなおにお金を支払ってきたそうです。今回の事を友人や会社の同僚に話すと、タクシーに詳しい人から、大手のタクシー会社は一般的な任意保険に入っているが、小さいタクシー会社はお金を出し合って任意保険の様な組織を作っているけど、実は任意保険の体をなしておらず、殆どがタクシー会社単体で事故処理をするそうなんです。なので、タクシー会社で対応が大きく違う事が多く、全く誠意がない会社もあるそうですね。ああ、悪いタクシー会社にぶつけらえちゃったな〜、タクシーとの事故は注意して対処した方がいいですね。少しでも誠意がないと感じたら、即弁護士に依頼した方が無難です
タクシー会社との事故で
投稿日:2024年1月1日 更新日:
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