通勤途中の出来事でした。信号のない交差点で、細い道でのことです。どちらの道路とも、一時停止の標識はありませんでした。
ちょっと急いでいたこともあり、その道を直進していた私は、右から来た車とぶつかってしまいました。しかし、速度は緩めていました。とりあえず、車を降りて、保険屋さん、車屋さんに連絡し、警察を呼び、その方に謝罪をしました。職場に遅刻する旨をつたえました。お相手は50代の男性の方でした。
その方の乗っていた車は、車屋さんからの代車だったらしく、お怒りの様子でした。その方の車も凹んだ記憶はありますが、私の車は前方がグシャグシャになるほどでした。警察の方と色々とお話し、あとは保険屋さんとのやり取りで..と言って謝罪し、連絡先を交換し、別れました。私の車は、走行はできましたが、廃車になるくらいの状況でした。いったん、物損事故という形でおわりました。
車を職場の駐車場に止めて、保険の特約についていたレッカーと、代車を手配し、事故車はレッカーに乗せられ、運ばれていきました。その後、仕事をして代車で帰りました。あらためてその方にお詫びの電話をいれましたが、すんなり受け入れてくれる様子もなく、「おたくの上司の教育はどうなっているんだ!代車だったのにどうしてくれるんだ!」など、かなり怖い感じでした。初めは、物損事故だったものの、しばらく経って「首が痛い」と言われ、人身事故に変わりました。通勤途中の事故だったので、労災が下りると言われましたが、お相手の方の了承が得られず、労災になりませんでした。
その後も、何回もお相手の方からお叱りの電話があり、何されるかわからない恐怖もあり、ご自宅に謝罪には行けていない状態でした。その方いわく、「家に謝罪も来ないのに、労災の許可は無理だ」と、私の会社に言っていたそうです。
若干、お相手の方の走っていた道路の幅が広く、過失割合は、9:1になりました。人身事故になったこともあり、裁判所で取り調べを受け、罰金刑になりました。私の車は、結果廃車になりましたが、修理より新車特約を使った方が安くなるとのことで、廃車になり、新車に買いかえました。結構時間がかかりましたが、保険屋さんとの話も終わりました。しかし、その後も、非通知で何回か電話があり、恐らくそのお相手の方だったのでは?と思いました。勇気を出してでも、ご自宅に行くべきだったのか..悩みもしました。
廃車になるほどの事故
投稿日:2019年4月25日 更新日:
執筆者:admin