交通事故を起こしたのは、私の友達です。事故を起こした時は風がすごく降っていて横殴り雨が降っていました。夜遅かったので視界がかなりわるかったようです。友人はビニール傘を指したまま自転車に乗っており、横断歩道を渡っていたところ、勢い良く曲がってきた右折の自動車にはねられました。友人は昔から運動神経が良かったのでとっさに受け身を取ったとの事ですが、頭は出血してしまいました。自動車と自転車以外に人がおらず、路肩に停車した自動車に近づいたところ、真っ青な顔をして固まる若い女性と、助手席には5歳ほどの男の子がいたそうです。友人が「轢かれたんですが…」と声をかけると、パニックになった女性は声を震わせながら「どうすればいいですか?」と友人に問いかけました。友人はとりあえず警察を呼び、警察が友人の頭の出血に気付いて念のために救急車を呼んでくれました。小さな男の子は「お母さんが警察に逮捕される!」と言って泣き喚いていたそうです。救急車に乗ったものの、コロナ禍だったということもあり、3件ほどたらいまわしにされたそうです。やっとたどり着いた病院で精密検査を受けた結果、頭には特に問題はないとのことでした。その後、友人は警察に当時の状況説明をすることになりました。警察は「自動車も確認不足で確かに悪いけれど、雨なのに傘をさして運転していたあなたにも責任がある」と友人を注意したとのこと。結局、お互いに不注意だったということで話は終わったようです。
雨の降る夜に右折してきた自動車と自転車が接触
投稿日:2020年8月25日 更新日:
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