育休中の夕暮れ時、上の子のお迎えに行く途中のことでした。左折待ちで一時停止をしていると、左側から軽トラックが一台やってきて停まりました。右折ウィンカーが出ており、こちらに曲がろうとしているのがわかったので、そのまま停止して待機していました。
車の流れが途切れ、軽トラックがゆっくり動き出しました。なんだか妙に近いな……と思い、車を動かそうかとも思いましたが、背後に車が来ているかなど気になって、案外咄嗟の判断はできないものです。アッと思った時には、軽トラックはそのまま私の車のフロントランプにぶつかってきました。
相手の運転手は近所に住む同級生のお婆ちゃん。ぶつかってようやく車がいたことに気付いたような様子で、何度も何度も謝っていました。
幸いスピードも出ていなかったため、車にダメージはあるものの、人身傷害はありません。ちょっとびっくりしたけれど、同情していた当時0歳の息子も無事でした。私も特に動転することはなく、ただ長女のお迎えに行けないことだけが気になっていたように思います。
お婆ちゃんは近所のJAの保険に加入されていたようで、電話すると10分と待たずに職員が来て対応してくれました。過失は当然10:0で向こうが修理代を負担することになりましたが、それだけでは気が済まなかったのか、その後も自宅まで菓子折りを持って謝りに来てくれました。お婆ちゃんはその後免許返納したようで、お散歩してる姿をよく見かけます。
まとめ
明らかに進行方向に車があっても見落としてしまうのが高齢ドライバーの怖いところです。こちらもいざという時にバックしたりクラクションを鳴らしたりできるよう、常に危険意識を持って運転しなければならないことを改めて実感しました。